Staff Interview Vol.03
Oさん
2019年中途入社 / 北陸支店 営業職
自社農場・牧場を活用して
経営面からも農家さんを支えていく
ある1日のスケジュール
Oneday Schedule
-
8:45
メールチェック、1日の仕事を段取り
-
9:00
既存顧客の農場へ訪問
資料作成後、すでに取引のある農場を回り、飼料の納品、新商品の提案の他、近況をヒアリングして問題や疑問を見出し、解決に努める -
12:00
昼食
出先で妻の手作り弁当を食べる
-
13:00
新規開拓
既存顧客とのアポがない時は取引のない農場を回る -
18:30
帰社
情報収集や翌日の準備 -
19:00
終業
帰宅後は2歳の子供の育児と家事
広い視野で農業全体を盛り上げたい
大学では農業サークルに所属し、地元の農家さんと一緒に加工品のブランディングを行っていました。卒業後は、リフォーム会社で営業を経験しましたが、どうしても農業に関わる仕事がしたいと感じ、農業法人に転職。水稲などの農作業に従事しました。耕種農業と畜産農業では分野は違いますが、さらに広い視野をもって、農業全体を盛り上げたいと思ったことと、飼料の販売だけでなく、生産から卸売まで一気通貫型企業であることも魅力に感じ、湯浅商事への入社を決めました。
現在の仕事のメインは、牛と鶏の飼料販売で、北陸3県に加え、一部岐阜県と山形県の農家さんを回っています。特にブロイラーに関しては、農家さんには飼育のみを依頼し、当社で鶏の買取りから処理、出荷までを行うという新規事業にも関わっています。
いつでも農家さんに寄り添うこと
農家さんから問題を聞き取り、それに対して解決方法を提案、実際に問題が解決された時に、感謝の言葉をもらえた時が一番のやりがいです。ある酪農家さんで、乳質が悪いと相談がありました。上司に相談したり、自分でも文献で調べたりして、餌に発酵飼料を多く混合することで改善した時に、喜んでもらた時は嬉しかったです。その一方で、長年お付き合いしている農家さんから、飼料のコストを下げてほしいと言われることも多く、コストと質とのバランスが取れずに、要望に応えられないこともあります。
ただ、農家さんの現実を知ると、「何とかしてあげたい!」と感情移入してしまうこともあり、ビジネスとして線引きしなければならないのが辛いです。農家さんを助けたいと思い、価格の下落が続いたブロイラーに関しては、農家さんの安定経営のためにも、当社と処理会社で最低限の保証金額を設定。好評で農家さんには大変喜んでいただけました。
農家さんに寄り添うこと
今後は飼料販売だけでなく、農場マネジメントにも入り込めるような営業になりたいと思っています。当社は全国に拠点があり、またグループ農場・牧場もあるので、同業他社に比べてネットワークや情報量が格段に多いことが強みです。全国の農家さんに情報共有することで農業全体のボトムアップにつながると考えています。
そんな中、どこの農家さんも困っているのが糞の処理です。この糞を引き取り、稲作農家さんへ肥料として売るルートを自ら開拓しました。農業法人での経験があったからですが、こうした提案を会社が採択し、バックアップしてくれるのがありがたいです。特に新しいことに挑戦したいという意欲に寛大で、自分の意見もどんどん発信できるのは、当社の魅力だと感じています。
求職者へのメッセージ
Message
寛大でチャレンジできる社風です
入社前の農業の知識を活かして、自分の意見をどんどん発信しています。私のように農業にまつわる経験をお持ちの方、畜産にかかわりのないことでも新しい発見であったり、何かしら関連性はあるはずです。どのような意見でも根拠があれば、否定はせず、受け入れてくれる寛容な会社なので、恐れずに飛び込んでいただきたいと思います!