独自に研究・開発した飼料
湯浅商事は、独自で研究・開発した発酵飼料を製造しています。牛用発酵飼料「FMフィード」、「発酵TMR」の他、お客様のニーズに応える様々なタイプの混合飼料・配合飼料・TMR飼料の製造・開発しております。
また、食品副産物を利用した飼料(エコフィード)の開発にも取り組んでいます。
Manufacture of Original Feed
発酵飼料という栄養価の高い
オリジナルの飼料の製造
牛の飼育で、最大のコストである飼料。従来、その飼料のほとんどは輸入に頼っていたので、輸入価格の変動によって、農家さんの経営は大きく左右されてきました。この飼料を自分たちでつくり、供給することで、安定した飼育と高品質な肉質の開発が可能となり、強い農業経営へと繋がっていきます。
Providing Feed with Usability ユーザビリティを考えた飼料提供
この飼料の特徴は、お客様ごとにきめ細かいメニューを組んだカスタム飼料であることです。高品質かつローコストな飼料を製造するために、世界中から安心・安全かつ安定供給できる原料を厳選して仕入れています。独自の開発と経験から培ったカスタム飼料の数々は、多くのお客様から高い評価をいただいております。
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Manufacture of Original Feed 飼料で循環型社会をつくる
現在、日本の食糧自給率は先進国の中で最も低い水準にあり、特に飼料用穀物はその殆どを輸入に依存しています。一方で、国内の食品産業からは大量の製造副産物や余剰食品が廃棄されているのが現状です。そんな中、食品産業から排出される食品廃棄物の削減を求め、平成13年に食品リサイクル法が施行されました。この法律は、食品製造及び流通過程におけるロスを改善させるとともに、それらを有効に再利用し、持続可能な循環型社会(リサイクルループ)を構築することを目的としたものです。
エコフィードの開発
弊社は飼料に携わる企業として、食品副産物を利用した飼料(エコフィード)の開発にいち早く取り組んできました。しかし、食品副産物は通常水分が多く、常温ではすぐに品質が劣化してしまうという問題があるため、様々な技術によって飼料化が進められています。弊社はその中で、乳酸発酵処理に着目しました。なぜなら、乳酸発酵した飼料は牛にとって大きなメリットをもたらすからです。
エコフィードとは「環境にやさしい」や「節約する」などの意味「エコ」と「飼料/エサ(フィード)を合わせた造語。工場などで商品を製造する過程で出る副産物やくず、食べられるのに捨てられる食品ロスなどを調整、加工した家畜用のエサ。リサイクル飼料とも言います。エコフィードの利用は、食品リサイクルによる資源の有効利用のみならず、飼料自給率の向上等を図る上で重要な取組です。
エコフィードの開発で叶える循環型社会
食品製造などから出る食品副産物
飼料の研究開発、乳酸発酵処理
栄養価の高い牛の飼料に
弊社は自社農場で発酵飼料の試験を繰り返し、長期保存が可能であり、また栄養的に優れた飼料を開発することができました。それが「FMフィード」です。 また、FMフィードを応用した「発酵TMR」など、他にはない商品を展開しております。
In-house Developed Feed 湯浅商事のオリジナル牛用飼料
おからを主体とした発酵飼料
「FMフィード」
牛にとって様々な効果を発揮する
FMフィードは良質な原料を効果的に配合し乳酸菌等で発酵させたものです。適正な発酵過程を経た発酵飼料はルーメン内の微生物の消化活動を助けますので、より多くの食い込みが期待できます。また、乳酸菌などの微生物が発酵過程で増殖することによって、牛にとってのエネルギーや良質な蛋白源(アミノ酸)となります。FMフィードを加えることによって、飼料全体の摂取量や消化率を向上させるので、肉牛における増体や霜降肉の生産、乳牛における乳量アップや繁殖成績改善に効果があります。
特徴
- ・抜群の嗜好性。特にヒートストレス時に食下量の落ち込みを防ぐ
- ・ルーメンの消化能力を高める
- ・発酵微生物がエネルギーやタンパク質の供給源となる
- ・乳酸菌、枯草菌、酪酸菌などの有用微生物の働きにより消化器系の状態を改善
給与方法
育成牛・乳牛・肉牛ともに従来の総給与量(濃厚飼料+粗飼料)の1~2割を、混合またはトップドレスで給与して下さい。
発酵飼料の長所を生かしたTMRをお客様の牧場に合わせて最適に設計
「発酵TMR」
乳牛や肉牛の育成段階に最適
発酵TMRは、最適に設計されたTMRにFMフィードを混合し、一次発酵させたものです。TMRは一次発酵することによって、原料本来の栄養価は損なわずに、嗜好性及びルーメン内での消化率を向上させるのことができます。発酵TMRは乳牛や肉牛の育成段階に最適です。